春から失速しないための代謝・ホルモン・腸の整え方

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管理栄養⼠ しーちゃん

管理栄養⼠の舘⽥調(しらべ)です! 保育園での給食管理・献立作成を経て、現在はカフェ「Home Kitchen ちょいす」の企画・運営や子どもの食育料理教室なども行っています。 モットーは「制限よりも、選択を。」 我慢する健康ではなく、自分で選べる健康を。 はる薬局オンラインストアでは、日々の食事や腸内環境をサポートする商品を、管理栄養士の視点でご紹介しています。「おいしく続けられる健康」を実践できるよう、サポートしていきます!

 

春は、生活環境・人間関係・睡眠リズムが一気に変わる季節。

代謝・ホルモン・腸を整えて新生活を気持ちよくスタートしましょう!!

今回は3つの機能を整えるポイントをお伝えします。

 

自律神経 × コルチゾール(ストレスホルモン)

新しい環境は脳にとって軽い非常事態

すると、副腎からコルチゾールが分泌されます。

本来コルチゾールは

・朝に高く

・夜に低い

というリズムを持ちます。

しかし朝食を抜くことでコルチゾールが増加するということがわかっています。

《朝食をぬくことで起こる体の変化》

血糖が上がらない

体は「エネルギー不足」と判断

コルチゾールを追加分泌

筋肉分解で糖を作る(糖新生)

結果、疲れやすい・筋肉量低下・基礎代謝低下・イライラが起こりやすくなります。

朝食欠食=ホルモンリズムの崩壊の入り口です。

 

解決策として、「少量でもいいから主食+たんぱく質」をとるように意識してみましょう!

バナナ+牛乳やヨーグルト

でも構いません^^

血糖を安定させ、過剰コルチゾールを抑えていきましょう!

 

ミトコンドリアとエネルギー産生

だるさの正体は「エネルギー不足」ではなくエネルギーを作る能力の低下です。

細胞内の発電所=ミトコンドリア。

ミトコンドリアでATPを作るには

・糖質

・脂質

・鉄

・ビタミンB

・マグネシウム

が必要です。特に鉄は電子伝達系で不可欠な栄養素です。

鉄不足になると

▶ ATP産生低下

酸素利用効率低下

▶ “なんとなくだるい

女性の新生活不調の背景に潜在性鉄欠乏は非常に多くみられます。

 解決策として、赤身肉・あさりを積極的にとることや、ビタミンCと鉄と一緒に摂ることで吸収を促進してくます。また、極端なダイエットをしないことも重要です。自分の身体に合わせた食事をしましょう^^

神経伝達物質とメンタルの安定

やる気や安定感は神経伝達物質で決まります。

ドーパミン(意欲)・セロトニン(安心)などのホルモンは全てアミノ酸(たんぱく質)由来です。

炭水化物中心の食事では材料不足が起きてしまいます。

さらにビタミンB6・鉄がお手伝い役の補酵素として必要です。

たんぱく質不足

神経伝達物質低下

「なんとなくやる気が出ない」

新生活で多い気分の落ち込みは栄養学的に説明がつきます。

 目安としてタンパク質は

体重×1.01.2g/日 は摂れるように意識しましょう!

例)体重 50kg の人の場合

 50×1.0~1.2g5060g/

 

腸内環境と炎症

環境変化は腸の動きも変えます。

ストレスが体にかかることにより、

腸のバリア機能低下

炎症性サイトカイン増加

脳疲労・集中力低下

が起こりやすくなります。

 

腸は第二の脳と呼ばれています。

それは迷走神経を介して脳と直結しているためです。

腸内環境を整えるには発酵食品だけでは不十分です。

必要なのは

・発酵食品

・水溶性食物繊維

・十分なたんぱく質

この3点セットです!

キノコたっぷりのクラムチャウダーなどを朝食に取り入れるとよさそうですね!

 

新生活で守るべき「代謝3原則」

朝食を抜かない(ホルモン安定)

② 1日体重×1g以上のたんぱく質(神経と筋肉)

鉄とビタミンB群を意識(ATP産生)

これだけで

代謝・ホルモン・腸の安定が保たれます。

 

まとめ

新生活で崩れるのは、意志ではなく生理機能のバランス。

季節の変わり目、まずは食事から、自分の身体の代謝を整えてみましょう!