

私たちはストレスを感じると、体内で「抗ストレスホルモン(コルチゾール)」を作って身を守ります。
このホルモン工場の役割を担うのが、左右の腎臓の上にある「副腎(ふくじん)」という小さな臓器です。
実は、副腎は体の中で最もビタミンCを必要とする場所。
ホルモンを1つ作るたびに、ガソリンのようにビタミンCがどんどん消費されていきます。
もし、副腎にビタミンCが不足するとどうなるでしょうか?
工場は「材料切れ」を起こし、ストレスに対抗するホルモンを作れなくなります。
すると、体はストレスに対して無防備になり、「朝、どうしても起きられない」「寝ても疲れが取れない」「ささいなことでイライラする」といった症状、いわゆる「副腎疲労」の状態に陥ってしまうのです。
現代社会は、精神的なストレスだけでなく、紫外線や大気汚染など、常に体が「サビ(酸化)」やすい環境にあります。ビタミンCはこのサビを落とす「電子の運び屋」として、細胞が燃え尽きるのを防いでくれる命綱です。
ビタミンCは一度にたくさん摂っても、数時間で尿として体の外へ排出されてしまうという弱点があります。
副腎が「あ、今ストレスが来た!ホルモンを作らなきゃ」と思った時にビタミンCが空っぽでは意味がありません。
だからこそ、常に体の中をビタミンCで満たしておくことが重要です。
こまめに摂取するか、摂取量を多くして、血中濃度を長時間キープすることが、、ストレスに負けない、疲れにくい体を作るための最も賢い戦略です。