
薬剤師 あっこちゃん
薬剤師として、そして3児の母として、皆様の健康をサポートさせていただきます。 子育てで培った細やかな気配りと、薬剤師としての専門知識を生かし、 お一人おひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングを心がけています。 お薬のことだけでなく、健康や育児に関するお悩みもお気軽にご相談ください。
熱中症にならないために
厳しい暑さが続いていますね。最近では「暑いですね」がすっかり定番のご挨拶になっているのではないでしょうか。
私たちが訪問薬剤管理指導で患者様のご自宅を訪問する際には、必ず帰り際に「暑いので、こまめに水分補給してくださいね。室内でも熱中症になる可能性がありますよ」とお声がけするようにしています。薬局でお会いする患者様にも、できる限り同様の声がけをするよう心がけています。
なぜなら、熱中症は年齢問わず誰にでも起こりうる可能性があり、場合によっては命に関わることもあるからです。そして実際に熱中症になった方からは、「まさか自分がなるとは思わなかった」という声も多く聞きます。
そこで今回は、改めて、熱中症を防ぐための基本的なポイントをご紹介しようと思います。
1.こまめな水分補給を心がけましょう
屋外だけでなく、室内にいるときも定期的に水分をとることが大切です。喉の渇きを感じていなくても、意識して水分をとるようにしましょう。
2.暑さを避ける工夫をしましょう
屋内ではエアコンや扇風機を活用して室温を調整しましょう。屋外では、日傘や帽子を使用したり、日中の外出をなるべく避けるなどの対策も効果的です。
3.熱中症警戒アラートに注意しましょう
2021年から全国で運用が始まった「熱中症警戒アラート」は、熱中症のリスクが特に高くなると予想される地域に対して発令されます。アラートが出ている日は、不要不急の外出を控えるなど、特に注意が必要です。
今年は、例年以上に6月から暑い日が続いていますが、まだまだ暑い日が続きそうですね。熱中症は予防が何よりも大切で、小さな心がけで予防できます。
暑さに負けずにこの夏を乗り切りましょう。