
看護師 よこちゃん
看護師のよこちゃんです!臨床では、急性期の現場に⽴ち、患者さんと向き合ってきました。重症化した患者さんの回復を願う中で、病気になる前の段階でのサポートがいかに重要かを痛感し、予防医療の⼤切さを⽇々感じています。 「セルフメディケーション」と聞いても、情報過多で「何を信じればいい?」「良い商品は?」と迷う⽅も多いでしょう。そんな皆さんの困りごとを、このはる薬局オンラインストアで解決したい。ここでは、信頼できる情報と最適な商品を⾒つけるお⼿伝いをするだけでなく、ホッとできて、気軽に悩みを話せて笑顔になれる、そんな場所でありたいと願っています。皆さんと⼈⽣100年時代の健康な毎⽇を⼀緒に作っていけることを楽しみにしています!
「よく噛む」は、いちばん身近な健康法!
こんにちは!看護師のよこちゃんです。
今日は私の看護師時代のお話から、現在のはる薬局の取り組みにつながる「おいしい話」をお届けしたいと思います。少し長くなりますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
急性期医療の現場で感じた、回復の“ひと押し”
私はこれまで、集中治療室や手術室といった、急性期の医療現場に携わってきました。
そこでは、さまざまな重症の患者さんと出会い、日々命と向き合う医療の現場に立っていました。
その中には、食事を口から取ることが難しく、IVH(鎖骨下の血管から栄養を点滴で入れる方法)や経管栄養(鼻や胃にチューブを通して栄養を入れる方法)で命をつないでいる方も多くいらっしゃいました。必要な栄養が医療的に届けられることで、命は守られます。IVHや経管栄養は、大切な治療の一環であり、多くの患者さんの回復を支えてきました。
一方で、本来なら回復に向かうはずの方が感染を繰り返したり、体力がなかなか戻らなかったりすることがありました。
その状態を言葉にするならば、「人としての生きる力」が戻ってこない——そんな感覚です。
私はこの感覚を何度も経験し、当時の同僚たちとともに1つの仮説を立てました。
それは、「食べる」という行為そのものに、命を前に進めるスイッチがあるのではないかということです。
自分の口を使って、味わい、噛んで、飲み込む。
その一連の流れの中にこそ、身体と心を目覚めさせる力があるのではないか——。
「口から食べる」という行為には、栄養だけでは説明しきれない“人としての感覚”や“生きる実感”がある——そう実感する場面に、私は何度も出会ってきました。
噛むことがもたらす“全身への影響”
私たちは毎日、食べることで体を作っています。
食事はただ栄養を取り込むだけでは完結しません。
「よく噛むこと」そのものが、消化・吸収をはじめ、身体全体に良い刺激を与える大切なプロセスだということが様々に解ってきました。
✅ よく噛むことで唾液がしっかり出て、消化・吸収を助ける
✅ あごをちゃんと使うことで脳への刺激になり、認知機能にも◎
✅ ゆっくり食べることで食べすぎを防ぎ、血糖値の急上昇も抑える
✅ よく噛むことは、間接的に腸内環境を整え、善玉菌が働きやすい土壌づくりにつながる。
さらに近年では、「歯周病菌」が唾液とともに腸へ届くことで、腸内環境を乱す可能性があることも注目されています。
胃酸や免疫の力でブロックされるはずの菌も、ストレスや薬の影響で腸まで到達してしまうことがあるのです。
だからこそ、『よく噛むこと”+“オーラルケア”』は、今や市民権を得た腸活の基本であり、人生100年時代を支えるセルフメディケーションといえるのではないでしょうか。
食べることで腸と心を整える「はるお弁当」の誕生!
そんな「噛むこと」の大切さを伝えるきっかけになってほしい。
そう願って、はる薬局では令和7年7月より、長年ずっと構想してきた「腸活弁当」の販売をスタートさせました。このお弁当は、薬剤師と管理栄養士が一緒に開発した、“予防医療”を体験できる食事です!
まずは、毎週木曜日、はる薬局本店限定での販売となります。
特徴は、
🍴 たんぱく質・塩分・脂質など、栄養バランスを科学的に設計
🥕 自家栽培の無農薬野菜
🍙 よく噛んで味わうもっちり麦ご飯や根菜
🧂 無添加の手作り調味料
🌿 食物繊維がたっぷりで、腸から元気に!
自然と「噛む回数」が増えるよう、やさしくて力のある食材で設計されています。忙しい日々の中でも、一口ひとくちを大切にする時間を届けたい。そんな思いも詰まっています。ぜひ一度、東京都立川市のはる薬局本店まで足を運んで頂けたら嬉しいです。
また、いつの日かオンラインストアでもお届け出来ることを計画していますので、乞うご期待ください!