コラム

日々の忙しさに追われる中で、趣味と健康のバランスを取ることは、心身ともに充実した生活を送る上で非常に重要です。そして、現代の食生活において避けて通れない「食品添加物」について、その恩恵も含めて考えてみましょう。

はじめまして！

普段は患者様のご自宅などに訪問し、安心してお薬が飲めるように管理や相談を行っています。美味しいものを食べること、音楽鑑賞、毎朝のコーヒーが私の癒やしです。

最近は、痺れる辛さとモチモチの麺がたまらない麻辣刀削麺に感動しました！

いつ食べても美味しいのですが、痺れるあの辛さは中毒性高い。そしてそこのお店にあるナスの山椒揚げも病みつきになる美味しさ。ビールに合わないわけがない。ついつい食べ過ぎてしまうのですが、私も40代になり健康面も考慮し、バランスの取れた食生活を！と思うのですが、、あぁ、思い出しただけでお腹が空いてきました…

さてその、グルメ、コーヒー、音楽。

これらは私たちの生活に彩りを与えてくれる素晴らしいものですが、同時に食品添加物との賢い付き合い方を考える良い機会でもあります。

確かに、食品添加物には懸念される側面もあります。加工食品に多く含まれるリン酸塩は、カルシウムの吸収を阻害し、骨粗鬆症のリスクを高める可能性があります。また、亜硝酸ナトリウムは、肉や魚の加工品に使われる発色剤ですが、体内で発がん性物質に変化する可能性が指摘されています。

しかし、食品添加物は私たちの食生活を豊かにし、安全性を高める上で重要な役割も果たしています。例えば、保存料は食品の腐敗を防ぎ、食中毒のリスクを減らします。これにより、多忙な私たちが安全に食品を保存し、必要な時に手軽に利用することができます。また、酸化防止剤は食品の品質を保持し、風味や栄養価の劣化を防ぎます。さらに、着色料や香料は、食品に魅力的な色や香りを与え、私たちの食欲を刺激します。仕事で疲れた体も、美味しい食事で癒やされます。

コーヒーにおいても、食品添加物は重要な役割を果たしています。インスタントコーヒーや缶コーヒーに含まれる香料や甘味料は、忙しい朝でも手軽に美味しいコーヒーを楽しむことを可能にします。また、品質保持剤は、コーヒーの風味や香りを長期間保つ役割を果たします。

音楽を聴きながら、手作りの食事を楽しむ。旬の野菜や果物を使ったシンプルな料理は、素材本来の味を楽しめるだけでなく、食品添加物の摂取を抑えることにも繋がります。しかし、時には食品添加物の恩恵を受けながら、手軽に美味しい食事を楽しむことも、私たちの生活を豊かにするでしょう。

現在、食品添加物を完全に避けることは難しいですが、賢く付き合うことは可能です。食品表示をよく見て、食品添加物の種類や量を把握し、過剰摂取を避けることが重要です。また、自宅で調理する機会を増やし、素材本来の味を楽しむことも、健康的な食生活を送る上で有効です。

「趣味」と「健康」、そして「食品添加物」。これら3つのバランスを取りながら、より豊かな生活を送るために、今日からできることを始めてみませんか？例えば、週末はファーマーズマーケットに出かけ、旬の食材を探してみる、無添加のコーヒー豆を買い、自宅で丁寧にドリップしてみる、音楽を聴きながら、ヨガやストレッチで体を動かしてみるなど、小さなことから始めてみましょう。